【イラスト制作小話】コピックで作品色見本を作ってますというお話

イラスト制作
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みやこさん
みやこさん

初心者みやこさんには色管理しきれない…!

という訳で、コピック初心者が初心者なりに頑張っていることとして、作品を描く前には作品色見本を作るようにしています。
全ての作品に対して作るのはさすがに大変なのですが、その展示会に参加するにあたってのメイン額を描く前は作ることが多いです。
作品色見本(私は勝手にこう呼んでいますが、これ正式名称あるんでしょうか?)とはこんな感じ。

作品ごとに、使う予定の色をあらかじめカードにまとめておきます。
このカードは小作品を描いた際の切れ端とかで作り置きしてあります。
100均一穴あきパンチで穴を開けて100均リングをを通したら完成です!
ありがとう100円均一。

ちなみに、同系色ごとの色見本も別で作ってあります。
これは持っている赤系色の色見本。

みやこさん
みやこさん

リングでまとめておくとパラパラ見ることができて便利です!

以下、実際に作品色見本を作っていて感じたメリットをご紹介します。

作品色見本を作るメリット!

メリット1 イメージの相違を防ぐ

これが一番の目的ですね。
コピック初心者の悩みとして、そのコピックを使った時のイメージができていないというものがあります。
例えば、同系色の色見本を見て「この色が良さそう!」と思っても、実際に作品を塗ってみると他の系統の色と合わずに色が喧嘩してしまう…ということもあります。
私だけですかね?

例えばこちらの作品色見本。

ラフからこの色がいいかな、と色を拾っていったのですが、実際に色を並べてみると他の色に比べてB26が若干浮いてるかな…?と感じます。
BG75とB39も他の色と比較して濃い色なので、使うにしても注意が必要かなと思います。

また私の場合、メイン額級の絵を描く前には、豆色紙を描いてイメージと色を擦り合わせたりもしています。
実際に豆色紙を描く途中で、色に対して思ったことを描きだしていき、それを作品を描く際に反映させる感じです。
作品色見本と豆色紙と作品のスリーショット。

わかりやすいところだと目の色を豆色紙とハガキサイズで変えていますね。
最近はどしどしメモを書き込んでいきます。

メリット2 紙に迷った時の判断材料になる

皆さんは使用する紙をどうやって選んでいますか?
みやこさんの場合は、①どの程度ぼかしをいれるか②マスキングをするか③気分、という感じで決めています。
③気分には描き味とかも含まれます。その時に味わいたい描き味です。結構違うので…。
でも、どうしても決まらない時もあります。
そんな時は、それぞれの紙で作品色見本を作ってみて、発色を見て決めたこともありました。

これなんかがまさにそれで、よく使う特選上質紙と画学紙の2種類で色見本を作ってみて、どちらの紙を使うかを決めました。
これは確か画学紙の発色が良すぎるのが逆に気になって特選上質紙に決めた記憶があります。



メリット3 記録になる

これはおまけ的なメリットなのですが、作品を創った記録になります。見ていて楽しい。
上でもリングにまとめてると言いましたが、数が溜まってくると厚みができて、それだけで満足感・達成感があります。
いずれ厚みを3cmくらいにするのが目標です!

作品色見本を実際作った時のやり方

人によってラフの落とし込み方は違うと思うのでどの程度参考になるかわからないのですが、私の場合こうやって作っていますというご紹介です。
額縁記録で紹介したこともあるこちらの作品を創った時のやり方です。

ラフを描く

ラフは、線も大事ですが色までしっかり塗るタイプです。
ラフって適当に済ませがち(私は)なんですが、いざ本番になるとラフに頼り切りということも結構あるのでできるだけ描き込んでいきます。
少なくとも、眺めていて「ん?」とひっかかる部分は無くします。

色をメモする~COPICアプリを使おう!

ラフを創ったら、そこから使う色を探していきます。
色見本を見て探すというやり方でやることも多いのですが、せっかくなのでCOPICアプリを使ったやり方をご紹介します。

コピックコレクション – コピック公式サイト

アプリのスクショをブログに載せていいかがわからないので、手順だけご紹介します。

【COPICアプリを使ってラフの色を探す手順】
アプリ起動→下メニューから”カメラ”を選択→”画像の一部から近い色を探せます。”を選択→”カメラロールから”を選択→ラフを選択→基本調整なしで”次へ”

そうすると、ラフの上にスポイトが表示されます。
そのスポイトを動かすと、画面下部の色が変わっていくと思いますが、ここにはスポイトで選択している色に近い色が表示されています。
これを使って、自分が求めている色が何なのかを探す作業をしていきます。

みやこさん
みやこさん

持っていない色が欲しくなった場合も、タップで簡単にお気に入り登録できるのでとても便利です!活用しています!

そしてできたものがこちら。

ラフ上にコピック番号を書き込んでおくと後で楽です。
他におすすめのやり方あったら教えてください…!

実際に作品色見本を作ろう!

使う番号がわかったら、あとはそれを白紙のカードに小さくまとめていくだけです。

人に見せることになるとは思っておらず字が汚くてお恥ずかしいのですが。
この作品は特にカラフルな絵なので、この1枚を見るだけでも楽しいです。
コピックだけでなく、黒地に金を乗せた時の色の違いなんかもまとめてありますね。
マメだな自分。

まとめ

以上となります。
初心者のやり方ですので、参考になるかはわからないのですが、何かのヒントになれば幸いと思います。
ここまで見てくださりありがとうございました!
またこういう記事も書いていきたいですね。

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